2026-06-07

最近、前橋市内の道路の植え込みに山野草が植えられているのを見かけるようになった。今は夏の花が咲き始めている。 オカトラノオ、ホタルブクロ、ナデシコなどである。

植え込みといえば洋花中心という印象があっただけに、洋風の建築が多い市街地ではひときわ新鮮に映る。

一方、山村へ出かけると色鮮やかな洋花の植え込みを目にすることも少なくない。種を買ってくればさまざまな花を咲かせることは可能だが、私には日本の風景との調和を欠くように感じられる場合もある。ノギクの可憐さに比べると、マーガレットの華やかさには周囲の風景から浮いて見えることがある。

建築において植栽が空間の印象を左右するように、街路や公園の草花もまた風景を形づくる重要な要素である。その選び方ひとつで風景の印象は大きく変わる。一度考えてみる価値があるのではないだろうか。