2026-07-09
休日とはいえ今日は私と母の受診で四件の医療機関を受診のため回る日だった。午後、母を迎えに行くまでの待ち時間、体を休めるため少し横になった。
すぐ出かけなくてはいけないので半分リラックス、半分覚醒といった午睡の時間、久しぶりにAmazon MusicをBGMとして聞く。
「myいいね」というのがあった。過去に聞いた曲から気に入りそうな曲を見繕ってくる仕組みらしい。BGMとしてはまず耳障りが良いだろうと思い少し音量を絞って聞く。
確かに過去に聞いたことがある曲やそれに類似した曲がジャンルを問わず出てきたようだ。というのも半分眠っていたからで、古い曲もリマスターしているものも多いようで、角が立たないきれいな音に仕上がっていた。
音楽をきちんと聴きたいときは今も持っているアナログレコードを聴きたくなることもある。1960年代ともなると録音技術や後処理としてのノイズ除去も今ほど優れていない。逆に言えばその消されなかった音の中にある空気を取り戻せるような気がするのだ。
最近、モニターのJBL L26の音が妙にすっきりと耳に入ってくる。5.1Ch再生用に新しいYAMAHAのシステムもあるのだがやや落ち着きに欠ける。50年の間、聞きなれてきた音が何の刺激もなく自然と耳に届くのだ。
今日も少し音量を絞ったL26は、Amazon Musicの音源をきれいに、そして優しく鳴らしてくれた。一方、アナログレコードでは、盤に刻まれた空気感まで伝わってくるような、みずみずしい音楽を聴かせてくれる。同じBGMでも、映画やテレビドラマで耳にした曲を流しながら小説を読むと、不思議と物語の世界に入り込みやすくなることがある。そんなときは、音楽にも積極的に思考へ寄り添ってほしいと思う。
半分眠り、半分目覚めていたからこそ、山口百恵の歌声のやさしさだけが心に残った。そんな午後だった。音への付き合い方は、まだまだ興味は尽きない。
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