群馬大学附属病院で診察を受けた。手術の是非についての判断である。
結果は中止、ただし経過観察継続となった。
重かったものが一つ外れたような感覚があった。
会計待ちのあいだに外を見ると、庭の桜が目に入った。
それまで気づいていなかったが、確かにそこにあった。
カメラはいつものように持っていた。
猫を撮るための設定、Sモードのままである。
特に設定は変えず、そのまま覗いて撮った。
あとでExifを確認すると、絞りはf10になっていた。
意図してそこまで絞ったわけではない。光がそうさせたのだろう。
結果として、画面の奥までよく見える写真になった。
桜だけでなく、背景の病院の建物まできちんと写っている。
演出としてはやや無骨だが、あのときの状況には合っているように思える。
ただし、画面は傾いていた。
覗いていたつもりで、水平を見ていなかった。
補正してトリミングすると、写真としては落ち着く。
一方で、傾いていたこと自体は、そのときの状態をよく表しているとも思う。
もし結果が違っていれば、この光の見え方も変わっていたはずである。
同じ光でも、受け取り方で印象は変わる。
春の光は強く優しく映った
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