ポピュリズムという言葉を「トランプ」氏に対してよく使われる。
建築においては住民参加とかワークショップという形で関わりが増えてきた。

今日は明日のJIA学生作品コンクールの前夜祭。「藤村龍至」氏の特別講演会が前橋工科大学を会場に開かれた。
春休みということで学生の数が少ないのが残念だったが「藤村龍至」氏は2時間近く極めて綿密に編集された資料を機関銃のように淀みなく講演され内容の濃いものであった。

ポピュリズムと建築家の立ち位置についてポピュリズムに流されないために積極的に住民との対話やワークショップを通じて意見醸成を図る必要がある。そのための手法として幾つかの例を話された。と、理解した。

個人住宅や小規模な企業を顧客としているが建築主の意向を無視するわけではないが専門家としての矜持をどう支えるか。公共建築との共通の課題がありそうだ。

あすはいよいよJIA学生作品コンクール。ぜひ応援に駆けつけてください。