スコットランドはUKから独立できなかったが、多くの自治権を勝ち取ったようだ。
10月からの朝の連ドラはなんと朝からウイスキー作りの話。
まだ十分にアルコールが抜けていない頭で観るとやや気恥ずかしい。

なぜかニッカウイスキーが好きで、サントリーのリザーブと同格のスーパーニッカをスコッチハウスアップルで長らくボトルキープしていた。
近年はシングルモルトの余市シリーズが好みである。10年ものの荒削りな味も悪くない。

竹鶴政孝についてはニッカのホームページ等http://www.nikka.com/80th/story/taketsuru/index.htmlで若干知っていたつもりだが先駆者の苦労に思いを馳せながら、夜静かに飲むのもこれからの季節、楽しみでもある。

ただ、ドラマ仕立ては必ずしもウイスキーを味わい深くしてくれるかどうか、やや心配でもある。
結構前作まで観ていたのだが、正直観る気持ちになれない。不思議なものだ。多分中途半端なイメージが固定化するのが嫌なのだ。
余市はTVの影響で賑わうかもしれないが人の波が退いた厳冬期に訪れたいと思う。

初めてスコットランドのグラスゴーを訪ねたのは11月であったが曇り空と、煤けた石造りの町並みがロンドンとは又ひと味ちがう印象であった。
マッキントッシュの建築の見学が目的であったのでスペイ川まで足を伸ばすことはかなわなかったが静かな街を探訪した。
宿泊したバーでおそらく日系企業の常連さんのためであろう「荒城の月」をピアノで演奏していた。
ちょっとTV番組のおかげで過ぎた時間を懐かしんだ。