
レコードプレーヤーを新しく購入した。
1980年代に購入したレコードが眠っている。過去の遺物とはいえレコードは多感な時期に聞いた音楽の思い出とともにある。
めったに聞くことはないのだが老後の密かな楽しみとして整備しようと思った。デジタル変換も視野にいれる。
DENONのDP-300Fという型番で色がシルバーだったという極めて安直な決定理由。もちろん値段も適当。

YP-600というヤマハ製は非常にデザインと質感に優れていて長く愛用してきた。
ただ回転ムラが明らかひどくなってきて注油してもいっこうに直らない。
そこで新型導入。
DP-300Fが届いたので早速梱包を解いた。部品のあまりの貧弱さにがっかり。
命のターンテーブルの軽さはショックもの。プラスチックも巧妙に金属ぽく仕上げてあるが重量感はない。
それでも回してみればちゃんと回るのでまあ問題ないかなといったところ。
回転ムラがどう今後出てくるか心配もあるがYP-600よりはまし。
フルオートプレーヤーというのは完全にバカにしていたが結構すぐれもの。
手先が利かなくなった高年者にはありがたい代物。
寝落ちして翌朝まで針を研ぐなってことはない。
まだどうなるかわからないがとりあえず使い勝手については満足。
但し機械としての魅力にはやや欠けるといったところ。
GRACEのF8LにMMカートリッジを交換してPHONE直接入力で愉しむつもりだが、YP-600も文字通り捨てがたい。
修理できないものか。あの重いターンテーブルだけで良い音がするように思うのがアナログ人間か。
断捨離とは難しいものだ。
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