
今年のバレンタインデーの贈り物は白い冷たい綿菓子だった。
2月14日から降り続いた雪は前橋市街地でゆうに70センチを超え、生まれて初めての経験となった。先週に降った雪がまだ溶けきるまでもなく、である。
危機管理の中に積雪はなかった。
除雪用品を備蓄することが異常気象の続くなか必要になった。
計画停電を経験し、また異常降雪と大変な時代である。
積雪による建築に対する被害も広がっているようだ。
以前から心配だったカーポートの被害が多い。
市販品として販売されているのだがカタログには雪が降ったら雪下ろし、または支柱をたてるように書いてある。しかし気がついた時は遅かったのが今回の事象だ。
メーカーの販売姿勢が問われるであろう。
生活の中のプログラムにここまでの積雪を想定していないから普通の生活ができない。
雪はまず捨てる場所がない。表通りならいざしらず裏通りまで行政の手が差し伸べ垂れることは期待できないが市街地過疎地では老人と猫ばっかであるから除雪も大変。
家庭の事情があるにせよ除雪の程度も差が出る。
それでも久しぶりに近所の人と世間話もできたのは面白かった。
事務所の方は社用車が駐車場に埋まり、出られないし、所員が乗って帰った車も戻るところがない有り様だが横堀君の呼びかけで日曜日にもかかわらず集合し、除雪を行った。
状況判断は正しかったと思う。明日はふつうに出勤ラッシュで道路が混乱し、始業どころではない。橋本君も3kmの道のりを徒歩で駆けつけてくれた。所員が頼もしくありがたく思う。
近所の人と一緒に雪かき、事務所の近くも年配者ばかり。
すでにあちこち痛いが早く平常に戻さなくてはいけない。仕事が詰まっている。
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