つい最近マイナンバーカードを作った。20,000ポイントに懐柔された形。免許証と一緒にするとかスマホに機能を持たせるとか、唐突に発表される。目立ちたがり屋の河野大臣らしい発表の仕方ではある。

建築の設計監理に携わっていると常に最終目標、コンセプトを定めてからそれに向かって作業を進めるがこのカードの最終目的が定まらない、あるは先延ばしにしているので極めて中途半端。カードのデザインにしてもこれが日本国のIDカードですとはとても言えない稚拙なもの(デザイナーさん失礼)おそらく最終目的をカモフラージュさせるためいに曖昧でぼんやりしたデザインにしたのであろう。個人番号は他人に見せるなと言いながら背面にはしっかり記入されている。紛失ならずとも他人が見ることは極めて容易だ。

このカードへの不信感はこのようなことに起因しているのではないだろうか。