仕事で出張することが多い。
出先で昼食となる時は事前にインターネットの情報を頼りにおいしい店を探索するのが楽しみだ。
行く先々でいろいろな食事に巡り合った。
昼食ということもありけっして豪華なものではない。
また食事そのものより店舗のつくりが気に入ってしまった店もある。

先日は足利の「レストランポルカ」で昼食をとった。
足利では良く知れた店の様だ。
古い日本家屋と洋館様式の和洋折衷の屋敷の一角がレストランになっている。
もっとも30年以上営業をしている老舗とのことだ。

そもそも足利や桐生は旦那衆の街であった。
きっとおいしいものがあるはずだ。これを探し出すのも楽しみ。
12時ちょっと前に入ったら食事が配膳されたころには満席になっていた。
年齢層は中高年中心で来店客の持つ雰囲気が店を落ち着いたものにしている。

映画のロケにも使われたそうだ。「虹の女神　Ｒａｉｎｂｏｗ　Ｓｏｎｇ」
上野樹里が座ったかもしれない椅子かと思うとお得感が倍増。
ランチは三種類、夕食時にまた来てみたい店であった。

最近は飲食店の設計の機会が減ってしまったのが残念。
食べ歩いた店の記憶が生かせるような仕事をまたやってみたい。