今日は飯山の住宅の最終検査。
すでに冬真っ只中の飯山地方である。
途中、上信道の進行方向正面に北アルプスがすっかり白銀に輝いている。
群馬県内では見られない景色だ。
上越国境の山々も雄大な景色だがこちらのスケールは桁違いだ。

今年は二度上げ峠、鳥居峠経由で上田まで走り、さらに千曲川沿いを飯山まで下った。
その頃は桜と、林檎と桃と、菜の花と、何とも華やいだ景色だった。
今はまたその春をひたすら待つ景色が広がっている。

雪国では窓を雪から守るために木の柵を冬の期間だけ施す。
今回の家では防風スクリーン折板を採用した。
通年固定するために採光も欲しかったのだ。
パンチングメタルの開口に穿たれた景色も雪、雪、雪。

普段目にすることの出来ない景観に出会えるのもこの仕事の醍醐味だ。