
現在進行中のプロジェクトはスマートグリッドタウンと連携を持つことを念頭に置いている。
地域内エネルギーの安定供給のための備蓄源として直流電源である電気自動車もシステムの一部と評価されることから今回この展示会見学に参加した。
こちらはまちづくりのシステムの一部として電気自動車と関わる。
先端技術の集まりである自動車、情報通信産業は大変活気にあふれていて、新しい時代の到来を感じた。
セミナー、2件聴講する。
情報通信技術総論と地域社会における実践例の報告の二つであった。
人口増加は人類のしあわせの延長上にあるはずである。
現実には消費エネルギーの増大、それに伴うCO2の増加に伴う温暖化、この点は見ようによっては絶望的な数字でもある。
建築のデザインに専念できた時代も終わりの様だ。
少ないエネルギーを有効に使うということがきれい事では済まない時代とも言える。
白熱電球のような光源の雰囲気も過去のものとなりそうだ。LED光源の質が早く向上してほしいものだ。
情報通信技術は省エネルギーだけではない。
生活の安心、安全にかかわる部分、天災から介護まで生活を取り巻く状況を通信網を介して正確に早く把握して対応する力となるだろう。
但し、プライバシーの根幹にかかわる部分まで情報網の触手を伸ばすことを許容するするのがスマートグリッドシティともいえる。
このことが本当に我々を幸せにすることが出来るのか、
経済効率からではなく倫理面において大きな課題といえよう。
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