
今日は気温こそ高くなったものの前橋の街は強い風に見舞われる。
本町通りのケヤキ並木も歩道に沢山の枯葉を降らせていた。
この風はロードバイクの大敵でもある。
橋の上でこの風にあおられひやっとしたこともたびたびある。
11月も早いものでもう20日。
おかげさまで仕事に忙殺され、ひと息突く間もない。
60歳も目前。
人生の一つの区切りであるその日を過ぎたとき何かが変わるのだろうか。
先日、弁護士会の講習会に参加した。
建築士の責任の重さを改めて感じる。
建築士の免許を取得して早くも30年経つが、漫然と感じていた気分の晴れない遠因の原因であることを改めて感じたのだ。
幸い心身とも健康である。しかしこのバランスが崩れたときに負うには余りに重い責任である。
同日、JIA主催の中村好文氏の講演会を拝聴する。
建築士の責任と引き換えとなる仕事の楽しさばかりの氏の話題には救われる思いとともに、まだまだその域に達し得ない現在の自分にあせりと、あきらめを同時に感じるものだ。
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