夏休みの宿題

夏休みも今日まで。
夏休み中のダラダラモードから明日からの戦闘モードに入るため気分転換を兼ね働き蟻がうじゃうじゃいる都内に出かける。

普通列車のグリーン車をとり読書。「失敗の本質」を読み返す。
日本軍の負け方を組織論から研究した本だが非常に示唆に富んだ本だ。経営者の端くれとしていつも大きな判断をすることを迫られる。この本の中にあるように「おごりがないか」、「情に流されていないか」、「本心をきちんと部下に伝えているか」、「情報入手の手段、および積極的な意思」等々、読み返し確認する。

新宿の大きな自転車店を」のぞく。
次期ロードバイク選定のための実機確認のためだ。冷やかしですみません。・・・
パーツを寄せ集めるとそれなりの金額になる。実際の部品を確認したかった。大体決心することができた。
もともとレース志向ではなくいわゆるフィットネスのためなので見た目の満足もかなり重要なのだ。ナイフ趣味はないがおそらくそれに近いものがあるのだろう。幸い今年は自分の脚にあった長さのクランクも発売されたらしい。一方素材としての炭素繊維は設計の自由度が高いのが興味深い。軽量化してスピードと行動半径をそれぞれ向上させたい。

伊東屋に寄る。文房具趣味はつきない。ボールペンの替え芯をまとめ買いし、ついでにシステム手帳のリフィルも購入する。ついでのカキ氷も食べるが少々上品なのが銀座。

夕方までまだ少し時間があるので鉄道博物館に寄る。
都内に出るとき横目で見てはいたのだがはじめてたずねる。
ＳＬより古いＥＬに惹かれるのはなぜだろう。両毛線が非電化だった頃ＥＬに牽かれた上越線の急行列車がひどく格好良かった記憶がある。ＥＦ５８、電機が花形だった時代。世の中がどんどん良くなっていくと思った時代と一致する。
駅舎の絵の展覧会をやっていた。前橋駅旧駅舎のものもあって懐かしかった。

高崎で途中下車し、クークーで夕食。今日一番の贅沢。
帰途高崎駅の駅頭で偶然旧知の友人に遭遇する。
彼はＪＲ東日本に転職していて地震対応での苦労話を聞かされた。
もちろん社外秘のことが多いのですべて匿名での話だったがこんなところからも一流企業の雰囲気が伝わってくるものだ。

ということで夏休みが終わりつつある。