ちょうど良いもの

仕事用のSAABがセルモーターに引き続きメインスイッチが故障し、長期の入院を余儀なくされる。部品をアメリカから取り寄せる人のことでその間代車の使用で不便甚だしい。
なにせ倒産はまぬがれたとはいえ混乱の最中にあると見え部品の供給が滞りがちのようだ。
その点国産車であれば安心なのだがあえて乗りたい車がないことが最大の難点。
いっそトヨタのポルテにしようかと本気で考えもしたが実車を見ると萎えてしまう。

次期ロードバイクの機材をあれこれ考える中で駆動、制動系の部品の選定に迷う。
自分の体格ではクランク長が165mm程度がふさわしいのだそうだが、真っ先に目をつけたのがカンパニョーロのアテナ。部品の形状がなんともいえず綺麗なのだ。しかしカンパニョーロのクランク長は170mm以上。
シマノは性能のことは一向に分からないが形状が今ひとつ。特に79系、67系ともクランク形状がどうも馴染めない。軽量ではあるが機械としての機能を表現しているような気がしない。アルテグラＳＬのシルバーのみが好みではある。
またブレーキレバーが変速機の切り替えを兼ねるのもブレーキに力が入らないような印象で105とは違うかもしれないが期待が持てない。

猫に小判、豚に真珠以下の不要の心配、思いすごしかもしれないが悩むところ。

今試乗車を借用している。クランク長165mmのトリプルの105をつけたジャイアントのカーボン車だがどうも10％くらい早いような気がする。またアクアに比べ直進安定性、下ハンドルの握りやすさの点が非常に乗りやすい。
エンジンが共通なので速さの違いはやはりクランク長のせいなのだろうか。そうするとカンパニョーロの目はなくなる。しかしブログ記事の中にはクランクだけアルテグラＳＬを組み合わせている人もいるらしい。

アルテグラＳＬは67系が出てしまったのでもうじきなくなるかもしれない。そうなるとますます欲しい機材が入手できなくなるのだ。シマノのデザインがね・・・・