20日からJIA群馬 建築祭が始まる。今日は学生作品コンクール。いつもながら若い人の作品は未熟ながらも真剣さが伝わり、新鮮である。審査員からは外れているが公開審査なので学生に説明を受けたり質問をしたりする。合議制ではあるが配点方法により評価が偏るのは仕方がないところ。卒業設計ともなると学外の審査員にパワーポイントでしっかり説明をする。説明資料の技術については隔世の感がある。県外から前工大に進学した学生が前橋市街地の再開発についてあれこれ提案した作品があったが地元民としてはやや疼痛感を覚えることもあり。
実社会での建築設計の仕事と卒業設計の様に自由に条件を設定できるとは当然大きな隔たりがある。この溝をきちんと認め、積極的に埋めていく能力と体力を身につけていってほしいものだ。
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