
今年のJIA群馬の定期総会はJIA本部のあるJIA館(渋谷)。貸切バスで出掛ける。単独では出かけることはあるが集団で押しかけるのは初めて。
歌舞伎座、中央郵便局、東京駅、明治生命館、日本工業倶楽部、等の保存について話題の建築を見学する。またイタリア文化会館、靖国神社、千鳥ヶ淵戦没者墓苑等を訪れる。
古い建築を保全することの大変さをまのあたりにする。
歌舞伎座には解体前に一度観劇に行きたい。
昼食は国際文化会館のレストランさくら、すばらしい日本庭園を見ながら食事。建設当時もっとも著名だった前川、坂倉、吉村三氏の協同設計の建物は当時の上流階級の良い趣味を現代に伝えているといえる。モダンリビングの原型を見るおもいだ。
六本木を横断しバスでJIA館へ
総会の議事のあと東京地区の会員と懇談会。
それにしても大規模な建築の設計者が個人名で表わされた時代。
現代ではこのてのものはほとんど大規模事務所やゼネコン設計部の手にゆだねられ、個人の名が出てくることはまれとなった。
住宅はマスプロメーカーに押されているとはいえ、トレンドリーダーの一角はおさえている。日本建築家協会が設計者個人の参加資格としている点はむしろ住宅作家にこそあっているのかもしれない。
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