野辺山再訪

待望の輪行袋が手に入ったので小海線の野辺山まで出掛けた。
ついでに手頃なリュックサックもあれやこれや悩んだ末購入。

朝まず前橋駅で袋が上手く閉められず、駅員の好奇心をかう。
階段を登る時に靴の裏の金具がすべる。新幹線はスキーラックと思しきところに立てかけひとまず座席に付く。初めてのことだらけで落ち着かない。予定したあさまより一本早く乗ったのでキハＥ200系ハイブリッドディーゼル車に乗ることが出来た。早起きは三文の徳。もっとも輪行袋のセットに自信が無かったので早く駅に向かったまでのこと。

この車両はディーゼル機関の駆動音とインバータの音が両方聞こえるので不思議な感じ。ただ中込で小諸に引き返すダイヤなので駅でしばらく後続の列車を待つ。小海線は佐久平の附近は単線でかつ架線がないときているから夜は空を飛ぶ銀河鉄道のようで面白い。次に乗った車両もディーゼル車としては新しい車種なのでローカル線といえどもひなびた感じはない。急勾配の未だ芽吹きにはいたらない山間をぐいぐい登っていった。

野辺山の駅はきわめてチープなつまらない駅舎になっていた。とはいえ日本で高度が一番高い駅には違いない。早速バイクを組み立て小海線最高点の踏切まで足慣らしし、引き返して一気に野辺山高原を下る。ほとんど下りだけのコースなので楽だけどもおもしろみがないのに気づく。
小海大橋で国道から別れ県道の裏道を走る。古い集落の民家は自分好みのものばかり。これだから信州の田舎はいいんだよね・・

時間が停まった様な商店街がある集落をいくつか抜け佐久市にはほぼ予定通りに到着。長野牧場の近くのコーヒータイムという店で軽く昼食。いよいよ軽井沢までの登り区間。追分クラブ近くの湯川温水路河畔でひと休み。最近の練習の成果か何とか上りきる。
追分宿の旧道をゆっくり建物見物しながら旧軽井沢のカフェラフィーネで一服、碓氷峠旧道を下る。勾配が意外とゆるい印象だが路面の荒れ具合には閉口する。横川駅のＷＣを借り、旧道を中心に安中を過ぎ碓氷川サイクリングロードを高崎まで走りＲ１７で前橋着。
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