退屈しのぎにYOUTUBEなど見ていたら、今使っているタムロン28-200高倍率ズームがいまだ話題になっているようだ。相変わらず入手困難な様子。
プロ用には使えないとか酷評もあるのだが、実際こんなに実用的なレンズはない。純正の24-105/F4.0や70-200/F4の出番は全くない。現場でのレンズ交換は煩雑なだけでなく撮像素子を汚しかねず、とにかく荷物が増える。

そもそも楽しみで撮っているのでせかせか動くものを大量にとる必要がない。工事記録写真のように後処理厳禁ではないので積極的にRAW現像をする。
ただ記録された状態ではなくその時の印象を記憶にとどめるのだから後処理は極めて重要だ。画質調整もトリミングさえ邪道という向きもあるが誰にも迷惑がかかることではないので積極的にやる。

最近は露出、シャッター速度、感度すべて別々に調整している。絞り優先モードでもシャッター速度が中途半端になりがち。手振れ防止優先とし、感度を犠牲にする。
背景のぼかしは何があったかわかる程度のディテールは残すので大三元レンズのようにF2.8はほとんど使わない。つまり高価格なレンズはいらないのだ。F2.8でピントを瞬間的に合わせるなど自分程度では神業に近い。
やはり手振れせず、写したいものと同時に背景を記録できる程度に絞り込んで<チャンスを逃さないことが撮影の肝だ。