今日でJR北海道の富良野、新得間が廃線になるとのことだ。映画の名場面にもなった路線で地域の衰退を物語るものだ。傍観者的には寂しいと思うばかり。

身近な鉄道も経営状態は危機的状況が続く。

上毛電鉄は母方の里が新里村や粕川村だったので幼少期には祖母や母に連れ連れられてよく出かけたものだ。

中央前橋駅から輪行し、途中下車を繰り返し終点西桐生駅から再び輪行で折り返す。

住民の生活の移動手段が存在根拠とされるが結構休日の過ごし方としてこの列車移動も面白い。

路盤が両毛線などより弱いせいもありスピード感はこちらのほうが上。車窓から変化を続ける赤城山系を眺めるのもよいし、振動に身を任せて居眠りもよい。

スイカが使えないのが唯一の不満。乗務員も乗客も楽になるのに。導入の経費が何とかひねり出せないものか。市内のバスも導入が進んでいる。
免許返納すると65歳以上割引とかだが、老人の条項を期待するのであればむしろ免許所有者をターゲットにしてよいのでは。

前橋地区と桐生地区の食文化はいまだ少し違いが残る。電車に乗って少し時間をかければおいしいものにも出会える。

非日常的な使い方がもう少し提案されて良い。赤城山では遊ぶところがいっぱいあるのだから。