馬籠峠から下ってきたら平坦な畔道のような道から新道を横切るあたりから妻籠宿らしい町並みに変わる。

馬籠峠8Kmは意外と短く感じたもののかつての旅人ほど感動がないのは終始マップアプリで所在を確認できていたためだろうか。

妻籠宿は町並み保存の先駆者として日本各地大きな影響を与えたとされる。

規模は馬籠宿と比べるとずっと大きく、奈良井にに近い規模と思われる。


構成もほぼ平坦路の鍵の手の桝形が構成されているところも似ている。

本陣、脇本陣以外に江戸時代には苗字がなかったことが資料館の古図から読み取れたそれぞれ立派な建築である。

(但し本陣は復元)古い建物を軽食店や土産物店にするだけではなく、建築博物館的に公開しているところにも先駆者の矜持を感じる。

こちらも多くの外国からの旅行者が行きかって賑やかだが、日本の古建築が彼らの目にどのように映ったことだろう。

今回は久しぶりに長い距離を歩いて、正直なところ妻籠ではやや注意力が低下して見どころを抑えきれなかった。

もっともかつての旅行者はそれどころではなく、宿場街の明かりを見てただただ安堵したことだろう。

日常から離れた二日間、帰ってからもその高揚感が残る。一人旅もよいものだ。
日常生活の繰り返えされる出来事もちょっと異空間を挟むことで思いのほか変化があってひとまず没入することにする。
今年は久しぶりに京都、飛騨高山、木曽路と泊りがけで旅行することができた。家庭の事情、自分の体調をふまえその時間が持てることに感謝。