2026-05-17

最近写真の撮り方が多様化し、手持ち撮影の際の落下防止のためリストストラップというものを購入した。

カメラの構え方には、三脚などで固定する方法と、手持ちといわれる直接カメラを支えて撮る方法の二つがある。長い間、ネックストラップを付けたまま持ち運び、そのまま撮影することが習慣だった。かつて列車やバス、そして徒歩で移動することが当たり前だった時代、カメラは首からぶら下げるものだった。

現代になり、移動手段が自動車中心となり、撮るものも多様化すると、運搬と撮影での便利さから、必ずしもネックストラップが万能というわけでもなくなった。ネックストラップには長年慣れ親しんだ使い勝手というものが染みついているが、三脚に据えたり、狭い室内でテーブルフォトを撮ったりするときには邪魔になることも少なくない。実際、ネックストラップを不用意に引っかけ、カメラごと落下させてしまったこともある。

そこで三脚とネックストラップを共通で取り付けられる金具を導入した。三脚用のネジ穴にプレートを固定し、三脚とストラップを共用する仕組みである。この結果、三脚、ネックストラップ、手持ちを簡単に切り替えられるようになり、カメラ廻りもすっきりしたので悦に入っている。

今日はさっそくリストストラップを携行し、わたらせ渓谷鐵道の風景を撮りに出かけた。本数が非常に少ないローカル線である。右手に巻いたストラップは、あくまで落下時のバックアップである。手持ち撮影時の不安から導入したのだが、撮影間隔が広い場合には必ずしも使い勝手が良いとはいえない。但し、道端の山野草などを撮るときには邪魔にならず便利と思われる。これは列車を待つまでの間に構図を探している時に実感した。このように撮影までじりじり待つような場合は、やはりネックストラップの出番のようだ。

一眼カメラを使うようになって七台のカメラを使ってきたが、今回二代目のカメラで使っていたネックストラップを、最新の金具に取り付けて使うことにした。以前、α7Ⅱの時にSONY純正のストラップをプレゼントされたことがあったが、首のあたりが硬く、結局付属品のストラップに交換した。それでもなお、MINOLTA時代のストラップのほうが身体にしっくりするので、今回元に戻した。

人間とのインターフェースというものは、必ずしも新旧だけでは決まらないのだろう。

それにしても、四十年以上の時間を超えてネックストラップとカメラがつながっているということは、自分の写真生活の歴史がまだ続いていくことでもある。新しい撮り方にもっと挑戦していきたい。簡単に交換できる金具のおかげで、撮る場面に応じて最適化した構え方が出来そうで、また撮る気が増してくる。

最近の中国製アクセサリー類の進歩はすごい。痒い所に手が届くのは日本のお家芸だと思っていたが、まねから始まったと思っていたものが、いつの間にか先頭を走っているように見える。私はSIGMAの高倍率ズームなど、本体は国産志向だが、アクセサリー類は中国製が増えてしまった。本体については、ぜひ日本メーカーに先頭を走り続けてほしいものである。

【リストストラップ】
Falcam リストカメラストラップ ハンドストラップ Maglink対応 磁気クイックバックルストラップ

【ネックストラップ】
Ulanzi F38対応 クイックリリースショルダーストラップキット

【移動時三脚】
Velbon 小型トラベル三脚 UT-43II AZ

SIRUI G-20KX 自由雲台(アルカスイス互換)