今日は「TRAIN SUITE 四季島」に渋川市の第一利根川橋梁付近で遭遇。自動車の運転中だったので撮影はできず。ただ、ひがみも含め、あまり興味の湧かない列車だ。かつては新潟、秋田方面への優等列車が頻繁に行きした線路。定期列車こそこの線路にはふさわしいのだが非日常を売りにする列車は希少性があっても食指が伸びない。今日は現在の旅客列車の主役、ただしこれしかない211系を捉えることにする。
酷暑が終わりに近づいたらいきなり秋の風情。あわただしい。

北上して棚下地区の高台から第三利根川橋梁を渡る定期列車を狙う。14時台はほとんど列車が走らないというかつての上越線では考えられないダイヤ。貨物列車は走るかもしれないが。信越本線分断後は旅客輸送はともかく太平洋側と日本海側を結ぶ重要路線であることには変わりない。
田ではいよいよ黄金色に色づいた稲穂が秋になったことを伝えている。
帰路は敷島駅前で荒井製菓の饅頭を数個買い求める。こちらは「四季島」ではなく「敷島」。敷島駅の名称はかつて存在した勢多郡敷島村の名称に由来する。敷島村は周辺5村が188年(明治23年)に合併してできた村でその後赤城村を経て現在は渋川市の一部となっている。敷島は古来の日本を指す言葉だが西行の「詠んだ「上野の勢多の敷島来て見れば 小波(さざなみ)寄する浮草の花」にちなむとされている。(Wikipedia等による)
敷島駅は1923年開業、「TRAIN SUITE 四季島」は2017年より運行であるのでおなじ「シキシマ」ながらこちらのほうが先だ。最近変な当て字が多く、表意文字の漢字の良さが損なわれているような気がする。
改築が迫る八木原駅に立ち寄る。近くの工場への引き込み線の跡が残る構内は夏草に覆われ、寂しい限り。架線を受ける架構を持て余している。
今日は矢絣仕様の211系に2回も出会う。高崎発で水上折り返し、735Mと742M
本来は両毛線由来の変種だか群馬県中を走り回っているようだ。中央線では211系も淘汰が始まったようだ。こちらもいつまで頑張るのだろう。
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