68歳、最後の晩。「稀」なのだそうだ。男子の平均寿命81歳、健康寿命は72歳、ということで「古希」も稀ではない時代になったとはいえ逆に残り僅かという感は拭い去れない。
なにか中途半端な人生だったと未練は残るが凡人にしてはそれで良しとすることにする。68年、その時間を持てたことに感謝。良いことも悪いことも生きていればこそ。

仕事とともに50年、生活の中心だったのが急速に遠のきつつある。
であればなにか好きなことでもと思ってもそう面白いことはないのである。幸い50歳を過ぎた頃から始めたロードバイクやカメラなど楽しめるものがないわけではない。
ただ体力の衰えがその楽しみを狭めていることも事実。まずは体力回復が今年のテーマか。