画像整理がようやく目処が立ったものの、休みだと言うのにずっと椅子に座りっぱなしだったのでだるまさん状態。外は寒いが散歩に出かける。画像を整理していたら随分あちこちでかけていたのを再確認。一日100km以上走るのが当たり前。山登りはともかく今年はゆったり利根川で遊ぼう。不要不急とは言え体力が落ちてはコロナと戦えない。

今日は旧芳町の寺町筋から旧清王寺村、みずき中学校の方まで歩いた。馬場川沿いの家並みは江戸時代からの狭い道に古い民家が立ち並んでいたが区画整理で移転が続き空き地も目立つし空き家も目立つ。正月でありかつ前橋の過疎化した旧市街地であるから人通りは殆どない。外出してもまずコロナ感染のリスクは低いのでは。

利根川が16世紀ころまで前橋市街地の北側を流れていた時代の名残で旧崖線には必ず坂道があり、現在の国道50号線はその旧崖線に沿って桐生方面から前橋の街に入る。本町あたりで坂を覗き込むと大きな寺院が軒をつらねているのが見える。この坂の下を崖線をトレースするように馬場川が流れている。広瀬川から分岐して流れるほぼ人工の水路だが生活用水として欠かせないものだった。だからたくさんの小さな私用の橋がかけられているがすでに空地になった敷地に渡された橋は寂しそうである。

十六本橋を過ぎて広東橋を渡ると上電の城東駅、旧一毛町の停留所がある。ちょうど西桐生行の列車に会う。長両編成だった京王電鉄井の頭線の電車をワンマン2両編成に仕立て直し第二の人生を送っている。順調に行けば新造車が導入される予定だったがコロナの影響で遅れるらしい。

さらにとぼとぼ北上しみずき中学校の近くの「金古外科医院」の現場を外から覗いて街に引き返す。市街地中心部を縦断するも人影はまばら。正月らしくない風景である。