旧JR東日本の107系が上信電鉄の700型として本線に復帰。久しぶりに走行するところを撮る。
上信電鉄に電話で700型の運行情報を訊ねたら親切に高崎駅発の時刻を教えていただいた。おそらく待ちわびた人たちも多いのであろう。
しばらく高崎駅に107系色のまま留置されていて本当に走るのだろうかと心配になったほどだ。
国鉄165系の下回りを載せ替えた半分中古の107系からさらに700型と、いうならば3世代を生き抜くと言っても良い。

新前橋電車区に1990年ころ新製配置され、2017年に廃車になるまでずっと両毛地区で活躍したから郷土の景色の一つになっていた。
渋峠越えの輪行の際は万座・鹿沢口まで乗ったり、やや垢抜けないストライプもお愛嬌だった。

今日見た上信電鉄700型はシンプルなアイボリーと深緑の二色の塗り分け。上田電鉄の丸窓電車や日光線の0番代に近い印象ながらローカル線らしいレトロ感も有ってモントレー色よりよっぽど良い。

強風で快晴ながら春霞っぽく県北の山々は霞んでいるが塗装したての車両は歪をあらわにキラキラしていた。