いきなり秋雨。強い雨で撮影難航。現像してみたら手ぶれ多数。傘片手にカメラかばいながら無理な姿勢がたたる。先日の台風で山の草花もだいぶ倒れていて痛々しい。秋の気配と雨模様。気温もだいぶ下がった。いよいよ季節が変わる。

今年は数々の水害と地震。まだなにかありそうな不安。
太陽光発電プラントも大きな被害を受けた。実際かなり貧弱な課題の施設も見られたので心配ではあった。ネット上ではこれらの被害が話題にならないとマスコミが恣意的に隠蔽しているのではないかとの書き込みがある。しかし話題のすり替えでは困る。原発から自然エネルギーに転換する過程で太陽光発電にはまだまだ改善点も多いのだ。

建築家の湯浅剛さんはオフグリッド。すなわち電力会社から電力の供給を受けない事務所を建てた。今回の北海道大停電のような事態でも電力が自立できる。太陽光発電ネットワークが機能していれば発電所からの送電が止まっても重要インフラだけでも動かせる可能性がある。

原発反対を言うのは簡単だ。しかし覚悟のいることだ。そして弊害もある。その一つが太陽光発電施設の環境への違和感だ。しかし原子力発電には致命的欠陥がある。燃料廃棄の課題が先伸ばしになっていること。絶対安全性の欠如。東京電力は新潟県と福島県に大規模発電所を建設した。ともに東北電力の供給範囲だ。東京電力はリスクを承知で遠隔地に建設し、送電抵抗ロスを重ねながら首都圏に送っていた。ともに大地震で損傷し、停止中または廃炉作業中である。目先の経済性に一喜一憂することではなく将来に悔いのない施策が求められる。福島第一原発事故はまだ解決には程遠い。