信越本線(高崎駅)

旧国鉄型115系電車の引退が迫る。少なくとも165系のような特別な車輌形式ではない。最初から運動靴、あるいはサンダルのような存在。旧型国電などに比べてればもちろんカラフルだし、きれい。ただそれだけの存在だった。上京するときは165系「あかぎ」だったし高崎あたりに出かけるときにがほとんど。165系電車が踏切事故で不足したときに臨時で代走したときはひどくがっかりしたものだ。
今は新幹線への乗り継ぎに載るばかり。そうはいっても新製配置からずっと群馬を走り続けた車両も多い。後継の211系が首都圏から撤退した中古であることを考えるとむしろ他県より群馬は冷遇されているようにも見える。

旅先で様々な色の115系に乗った。新型のステンレス車体の車輌ばかりというのも味気ないものだ。ステンレスは錆びず高強度、軽量化が可能だそうだが逆に修理が難しい。電子機器化が進んだ現代の電車はむしろ寿命を短くして重整備にかかる費用を浮かすのだとか。最もリサイクル率が高いので環境性能は決して低くないとか。鉄ちゃんには必ずしも面白い時代ではない。

吾妻線 上越線(高崎駅)

両毛線(高崎駅)

しなの鉄道(小諸駅)

篠ノ井線(しなの鉄道上田駅)

上越線(水上駅)

信越本線(新潟駅)

山陽本線(尾道駅)