
ヘミングウエイにちなんでモンマルトルの小路 1992
気温が急に下がってきた。今年始めてパネルヒーターのスイッチを入れる。なつかしい暖かさ。
「ヤギ・カフェ」に寄って酒を注文したら「Jin and it」を作ってくれた。
ノーベル文学賞発表を前に文学に因んだカクテルということらしい。
かのヘミングウエイが愛飲したとか。こちら酒豪でも何でもないがそう聞くと今夜は作家気分。といってノンフィクションのこのブログ、書ける文章もない。
村上春樹、今年も落選のよう。日系イギリス人のカズオ・イシグロが受賞とのこと。やはり言語の壁が厚いのか。翻訳はすべての情報を伝えきれないものだろう。
それはともかく宿題の文章作成が滞っている。「細部にこだわる」というテーマだ。
建築設計の世界では「ディテール」という言葉が度々出る。建築の最後の味付けは何気ない細部の表情で決まることが多い。
なにしろずはり「ディテール」という雑誌があるくらいなのだ。
様式建築の時代から形は変わっても現代建築まで細部の面白さは格別だ。頭で創る建築もあろうが手を動かして創る建築は迷路だ。
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