他県へ栄転する友人との内輪の壮行会。
この時期、異動の内示が出たり、新たな就職先が決まったりと何かと慌ただしい。
とりとめもない、前橋での短かったおつきあいを偲ぶ。

明後日はJIA群馬クラブでの建築展で少しお話をする。
地方の経済縮小、及びそれに伴う人口減少と何かと先細りの閉塞感がある。
この世界も同様である。
しかし、我々の職業はそもそも社会の役に立ってきたのだろうか。
社会的存在意義がなければ早晩消滅してしまう。こちらサイドでいくら力んでもである。

若い人たちの中には経済縮小、人口減少を素直に受け入れその中でどう生きようかと前向きに捉え始めている人達がいる。
柔軟な発想こそが若さであろう。

我々が培ってきた知見も全て無駄になるわけではない。むしろその延長線上に解決の糸口があるのかもしれない。
若い人たちを見習って柔軟な思考ができる頭脳を持とう。知識はこちらのほうがまだまだ沢山持ち合わせているのだから。2つ合わせれば鬼に金棒。
まだまだ負ける訳にはいかない。この辺の話をまとめたい。