
JIA住宅部会の納会と総会。宮島さんお疲れ様、片倉さんよろしくお願いします。
一人で考えることなどはなはだ限界は低い。志を同じくする人たちの一挙一投足から得られるものはあまりの大きい。
住宅部会に参加して10年。実に多くのことを学んだ。そして彼らに負けていられないという思い。
顔ぶれも少しづつ変わる。それでも今日は総会ということもあって懐かしい顔ぶれにもお目にかかれた。
総会に先立って「連 勇太朗」さんの「モクチン企画」の講演あり。旧来の枠組みを超えた試みには時代と感性の変化を感じられずにはいられない。
決して拡大、膨張してく社会ではない現実を前向きに捉えている。ちょっと寂しい気はするが。

総会の前に少し時間が取れたので銀座の「ソニービル」に寄る。1966年「芦原義信建築研究所」の作品であるこのビルは今月末に解体される。
建設当時ソニーは先発の松下や東芝などの大メーからすればベンチャー企業に過ぎなかったと思う。それでも放送局向け機材で頭角を現し、日本を代表する企業になった。
高度成長とともに良い時代を歩いてきたのではないか。
ソニー製品は「ソリッドステート11(FMラジオ)」「サイテーション(トリニトロンTV)」「TC2850SD(テープデッキ)」そして最近のデジタルカメラ群を使った。
一般受けより何かこだわりのあるデザインがそれぞれ特徴だった。
そのショールームも斬新だったがもうじき取り壊し。独特のスキップフロアーもバリアフリーが求められる現代にあっては使いにくいのかもしれない。やはり時代が移っていくのだ。
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