風向が南風。久しぶりにいつものコースに乗り出す。敷島橋まで妙に調子が良いと思っていたら追い風の南風。
帰路は向かい風となる。消防学校の前で全速走行と行きたかったが鈍った足は言うことを聞かない。
足の指の怪我から2ヶ月のブランク。参った。それでも風と遊べてよかった。

建物敷地の選定について今考えている。
地表からは見えなくとも地中には思わぬ障害があることがある。「地中障害」という。

事例1.埋蔵文化財
これがあると土地の所有者が自費で調査を行わなくてはならない。群馬県平野部は遺跡の宝庫。事前に付近の経歴をよく調べる必要がある。群馬県から情報が公開されている。

事例2.不法投棄物
造成時に埋められたもの。雑木林を伐採し、そのまま埋めた例や建設残土等を違法に埋めた例。

事例3.残置構造物
工場跡地で地表までは撤去したものの地中に機械基礎が残っている場合。産業廃棄物が敷地内に埋設されている場合や漏洩している場合もある。

土地を購入するとき、これらの対策費を含めて購入費を検討しないと予想外の出費となる。
最近話題の豊洲や大阪の学校がこれらに該当するが他人事ではない。
売主側が地中障害を知っていて告知しなければ詐欺だがいずれにせよ事前調査が十分になされるべきことであろう。
まあ、爽やかな話題ではない。(2017/3/6再編集)