【画像は薪ストーブで焼かれたローストビーフ、
元気出してという思いだけで本文には関係ありません。】

昨日、湯浅剛さんの「えねこや」についてブログに書き込んだら、
今日は神久豊さんから更に発展的なご意見を頂戴した。神久豊さんは電気工事のプロである。
このブログ、所詮自分のための備忘録に過ぎないのだが、画像だけではなく文章もちゃんと読んでいてくれる人がいることは嬉しいではないか。

建築設計の入り口に立った頃は環境問題などまだ顕在化しない時代。高度経済成長の真っ只中。お金さえあれば欲しいものが手に入ると信じていた時代かもしれない。
建築も職人の手仕事による工芸品のような仕上がりを是としていたと思う。

今は玄人と素人の境目のはっきりしない時代。というより玄人がいなくなった。
図面を一生懸命書いてもコスト高と人手不足で実現がおぼつかない。
設計・施工の垣根を超えてものを作り出さなくてはならない時代が来ているのかもしれない。

供給側の都合ではなく住まい手をふくめ自分たちのための技術革新は必要だ。
昨日の「えねこや」、今日の神久さんの指摘、新たな刺激を大切にしよう。