街中の空襲にも耐えて残った土蔵。
昨晩偶然前を通りかかる。気になったので仕事帰りにまた寄ってみた。

形ばかりのまがい物ではないことが朽ちかけ崩れ始めた壁からうかがえる。
どうなってしまうのだろう。

木材と竹と土と漆喰という素朴な材料ではあるがなにしろ手間がかかる。
時代の上人がまたひとつ消えようとしている。