新年の挨拶廻りが一段落した今日、おばあさんと妹の命日が近いので春の花を墓前に手向ける。
墓地はおりからの寒風で寒々しい。言い訳がましいことを頭の中で念じた。

記憶はどんどん薄れていくがやはりこの日が来ると思い起こすものだ。
それぞれ生きていたら今の自分になんと言うことだろうか。