最近、昔の機材を使って遊んでいる。
接続規格さえ合えば40年以上前のものが接続できる。
レンズは全金属製でずっしりかつひんやりしてやがて体温になじんでいく感覚が面白い。
スピーカは2回エッジ交換したが25センチの口径の威力で音に温かみを感じる。
フォノ針カートリッジは今回、付属品のものとF-8Lを交換したが古いとはいえさすがにグレースの音は素晴らしい。

いずれにせよ、物理的接続規格が安定しているので時間を超えて使えるのがうれしい。
一方デジタルの世界は変化が速すぎてこのような遊び方はできないだろう。

今更ながらアナログとデジタル、実と虚の比較が興味深い。

経過した時間に埋め込まれたさまざまな記憶、思い出、自分だけが独り占めできる。
このごろ振り返ることが増えてきた。