メタボリックシンドローム

知人がメタボ(特定保健指導対象)だそうだ。
自分の場合は高血圧高脂血症で診療中ということで指導の対象にならないらしい。
要するに立派な患者なのだ。
検診で高血圧を指摘されもう15年に治療が及ぶ。
もちろん一向に直らない。
その間、おなかまわりも順調に成長し、顧客のお子さんに「アンパンマン」といわれる始末だッた。

そんなおり所員がビアンキのクロスバイクを購入して通勤を始めた。
もともと自転車には興味があったのでまずミニベロ(小径車)を購入し、乗り始めたのが現在の自転車生活の始まりだった。
休日に走ろうと思ってもなかなか時間が取れない。そこで出勤前に朝の散歩のつもりで走り始めた。
最初は群馬大橋から大渡橋までのサイクリングロードから始め、上毛大橋、坂東橋、そしてとうとう渋川の大正橋まで往復するようになった。
往復30km、1時間40分かかった。

同じ時間に走っていると同じ人に出会う。タオルを鉢巻きにした鉢巻きおじさん。長身のこけし職人、高齢のご夫婦といった具合。
段々タイムが詰まってきたが、ロードバイクには安定性が劣るのだろう。圧倒的な差がついてしまう。
それでも体重は3kg以上下がる。気を良くして半年足らずで現在のオルベア/アクアに乗り換えることにしたのだ。
6月ころからはじめ12月には10kg近く減量した。おかげでおなかの皮がおじいちゃんのおなかの様にしわだらけ、頬はこけしばらくぶりに合う人からは病人扱いだった。

その後平行線をたどったのだが現在またじわじわ増加中。
今年の天候不順と仕事の忙しさにふりまわされとんと距離が伸びない。
10月に入った。また走り始めよう。
現在の自分にとっての自転車の原点はメタボ脱出のためのツールなのだ。
風と戯れる快感も得難いがまずは病人からの脱出。
ピンコロを目指し、気を引き締めていこうと思う。
来春の還暦までにはBMI25を達成し、ニューマシン登場といきたい。

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2件のコメント

  1. ころすけ

    Unknown
    この写真・・・経年変化を実感!

    あの頃に戻ることは叶わないですが、少しだけでも近づくことは出来そう。

    僕の自転車原点も減量にありました
    素晴らしいツールで最高のパートナー。

    ニューマシン  期待してます。

  2. 道のりは厳しいです。
    少しロードバイクから遠ざかっていました。
    今日少し走りましたがやはり膝の調子がいまひとつです。少しずつ鍛えます。

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