
赤福の本社は伊勢神宮の門前町にある。付近一帯は歴史的景観を大事にした観光地でもある。伊勢神宮に参拝したことがあるがこの時どうしても「赤福」と賢島の志摩観の「あわびのステーキ」がどうしても食べてみたくてその思いを果たした。関西方面にでるとかならずお土産にしていた。
ところが今回の不祥事、「赤福おまえもか」の感が強い。
和菓子は大好きだから国領町の「たむら園」の饅頭は自分で買いに行く。ここは親父が一人でこねている店。当人には居酒屋であったことがあるから人柄はわかるし友人の何人かは双方しっている。結局顔がわからない商売って建築だけでなく目先に追われるものだなと思う。
考えてみると牛や豚が実際に飼育されているところ、また屠殺され、解体されるところ、など普通見ることは出来ない。
材木も伐採から製材、加工と一般には目に触れることは無い。
幸い田舎にいると養豚業の住宅の設計や林業の現場にも接することが出来る。
なにか地方にいるからこそ本質を見失わないでいられるような気がしてならない。
中央と称する東京地方の人たちも観光地ばかりでなく、根源に触れる農林水産業の現場をぜひ観て欲しいと思うのだ。
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