午前、友人の兄であり、建築士の仲間でもあった一倉勉さんの葬儀に参列。58歳だった。羽鳥さん、亦野さんと働き盛りの建築士が倒れるのはどうもやりきれない。この世界の著名人は比較的長命な方が多いので油断していた。いまさら注意してどうなるものでもないが節制しよう。と同時に「一期一会」の精神で時間を大事にしよう。ご冥福を祈る。

昨日は東京大空襲の日。風化が進んでいるようだ。時間がたっても焼夷弾で一晩に10万人以上の民間人を焼殺したアメリカのやり方は許されるものではないだろう。負けるけんかはしてはいけない。物忘れのすごさは世界一の国だ。この空襲を指揮したルメイに空自の設立に寄与したとして勲章を与えているのだ。

さらに性懲りもなくイラクで非道を働いているのを応援するのはいかがなものか。目先の利益のために道を踏みはずしているとしか思えない。

マスコミはベトナム戦争のころから「空襲」を「空爆」というようになった。親から空襲の実体験を聞かされ大変怖いものだと子供ながらに思った。「空爆」という言葉にはその実感が伝わらない。言葉の操作を意図的にしている。アメリカのベトナムにしたことを隠蔽する目的であったとしたらマスコミの大罪である。

日本語は複雑なのにさらに外来語を多用する。「美しい日本」を標榜する首相が大臣名の付け足しに外来語をつけるのだから知能を疑われても仕方ないことだろう。これらも国民を煙に巻く意図がみえみえだ。外来語を多く使う人は詐欺師の可能性が高いから気をつけましょう。