第14回建築祭が3月4日開かれ、無事終了。学生コンクールの作品は明らかに向上している。このコンクールが影響しているのであれば大変うれしい。代表の任期もあとわずかとなった。

群馬は30名足らずの会ではあるが、JIA全体では5000名の規模だから当然いろいろな会員がいる。近年大規模事務所と個人事務所、東京と地方といった立場の違いから運営がギクシャクしているような気がする。
これはなにもJIAだけの問題ではなく社会全般の問題でも有るのだが。
日本を最初に名乗る以上会員に対してではなく国土そのものに対し責任を持つべきであろうが地方の厳しい状況など執行部はあまり興味がない模様だ。

今回は群馬近接の6つの地域会が共同で企画し、群馬で開催されたが学生コンクールにおいて学生の言葉からもそれぞれ独自の文化が続いているのを感じた。
文化の多様性を重視しないことは単に外国の言いなりになることと類似している。
また弱者切捨ての構図とも一致する。

JIAが文化の一端を担うことを標榜する以上ぜひこの点に注意して欲しいものだ。