語源由来辞典では「蓼食う虫も好き好きとは、蓼のような苦味のあるものでも好んで食べる虫がいるように、人の好みはさまざまであるということ。」とある。なんとなくわかっているようで実は違いということがよくあるがこれもその例。SNSの世界では出典根拠もあいまいなまま、感情の赴くままの投稿が実に多い。まあ自分もその一人だが。
建築設計という様々な設計基準や関連法規にがんじがらめの生活を送っていると、つい言葉選びも慎重にと思う。何しろ言葉一つに大金がかかっていることもあるのだから。
ツイッターに見るまでもなく根拠を明らかにせず言い切ってしまう文章が多い。まあ責任のない世界だから良しとしよう。一方、大看板を掲げている大手マスコミ・メディアもときに思い込みの記事など勇み足がある。政治屋の世界も同様である。「なぜだろう」この言葉を大切にしたい。
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