自宅を介護仕様変更に伴い、書斎が工事現場状態。針葉樹合板の匂いとブルーシート。どうも落ち着かない。養生フィルムをはがしながらパソコンに向かう。
そんなわけでこの備忘録も途切れがち。さらにNETFLIXの悪影響も加わる。
最近思っていたことを書き留める。
舌禍
公人の発言は重い。軽口には本性、リテラシーが表出するから怖い。
首相が北関東は怖い、群馬は怖い、群馬の女性は強いとなんとも安直な発言をしたという。
群馬出身の娘が偏見で見られなければとふと親心で心配になるところだ。確かにやわではないが他人から言われる筋合いではない。
スマホで注文
最近飲食店でスマホ注文という店が増えてきた。
一見合理的なようだが飲食店のサービスを明らかにはき違えている。
店側からのサジェスチョンが期待できない。むしろ売り上げ低下につながるのではと心配。安い単価の料理を多く注文し、おいしい料理がむしろ敬遠されるのでは。
先日ある蕎麦屋でタブレット注文した。もちろんありがとうございますの言葉もなく、近くの厨房からは従業員が私語で談笑しているのが聞こえる。
新国立美術館で一休みしたとき、やはりスマホ注文だったがお冷を運んできた従業員が直接注文もできますよと言葉を添えてくれた。
老人にやさしくということだろうがへそまがりなので頑張ってスマホで注文。そうしたらオーダーが通ったという知らせを席まで伝えてくれた。
ちょっとほっとした。なんでも機械任せという風潮はいかがなものだろうか。
電子決済
ラーメン店などでは食券という形で売り上げ管理を早くしてきたが感覚的にはこの延長線上にある。つまり従業員の現金を扱わせないということだ。
但しネット上の管理会社やクレジットカード会社に手数料を収める。苦しい経営の店舗では当然負担が大きい。
払う側は支払った金額が見ず知らずのところへ送られているということに敏感になってよい。
特に個人経営のように顔が見えるような関係では感謝の気持ちを込めて当事者にわたってほしいものだ。
なんでもDXでは心がどんどんパサパサになっていく。
国という言葉の実態
朝ドラで戦争時代において頻繁に「国」という言葉が出てくる。地域別の国という概念がそもそも不幸の始まりでは。
インターネットの普及で文化面においてはもはや国境は存在していない。経済面でもしかり。iPhoneは開発はアメリカでも製造は中国、ボーイングは中国で旅客機を製造。
戦争継続能力の見積結果を無視し、曖昧な精神論のみで非現実的な決断をした当時の政府、軍部の責任はあまりにも重い。
直接的にはアメリカに殺戮されたとはいえ国のために殉じるという言葉の先にある国とは何だろうかと庶民感覚でいつも思う。
もとい
朝ドラで主人公が僕という言葉を軍隊用語である自分という言葉に改めるときに「もとい」という言葉が出てくる。
この言葉を中学時代に体育教師が良く使っていたのを思い出した。中学校の朝礼の時分列行進をして昇降口に戻った。もちろん混雑解消のための調整であったと思うが軍隊時代の流れをまだまだ引きずっていたように思う。
転向
高校に入ったらすぐ殴る教員がいた。やはり軍隊帰りであった。
上司の話では終戦時、ほとんどの教員は手のひら返しで戦争批判を始めた中で上毛かるたの挿画作家でもあった小見辰男先生だけは戦時中の発言が誤りであったと生徒にわびたとのことであった。
官民連携
不思議な言葉である。
少なくとも現代においては官とは民から付託された存在のはずである。
官といわれる権力の行使は民意を反映したものであってほしい。感が癒着する一部の団体や企業のものであってはならない。
令和米騒動
わからないことが多すぎる。2024年のコメの作柄は極端に下がっていないというのになぜここまで不足しているのか。コメはどこに行ってしまったのか。
マスコミはこのことに触れないのはどういうことなのか。古いもはや飼料用になったコメを飼料用より高く売っているという。その利ザヤが国庫に入っているとしたら、国民をなめた話だ。
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