ボケについて考える。
認知症のことではなくカメラのアウトフォーカスのことです。建築写真が専門領域なのでこちらではひたすらパンフォーカス。つまり全域ピントを合わせてディテールを記録するということが肝心なのです。かつ水平垂直線が乱れると見苦しくなるのでそのため後処理も手間をかけます。
メーカーまでレンズのボケ味がどうのこうの宣伝しているのをみていささか冷ややかな目で見ています。
絞りを開放に近づけるとピントの合う奥行方向の距離が小さくなり意図的に背景のピントを外すことができます。これを面白がってやっているとどこで撮ったものか後でわからなくなります。
パンフォーカス優先で撮っている性でしょうか。なるべく背景も見えるように撮りたいですね。
レンズの明るさも明るさは特に重要ではありません。開放で撮るということはめったにないことで、ひたすら低感度、絞り込み、三脚を使った低速シャッターといった具合です。

SONY DSC
仕事から離れてもこの習慣がどうも抜けません。マニュアルモードで感度オート、シャッター速度はZOOM状態に合わせて手振れを抑え込める値にセット。そし絞りで画像の表情を作る。
高感度のノイズは現像ソフトで抑え込み、あまり気にしない。自己流のやりかたです。アマチュアですからまあいいでしょう。
レンズも最近は高倍率ズーム28-300一本です。レンズは機能が性能より大切です。アマチュアは撮影の機会は一瞬でかつ撮影位置も限定されたものです。高倍率ズームはプロ向けでないとプロと称する方の発言がSNS等で見られますが逆にアマチュアには最適ということでしょう。高みを目指すのは結構ですがアマチュアにはアマチュアの流儀があるのだと思います。とにかく沢山撮って遊びます。
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