新しいレンズユニット:TAMLON 28-300mm f/4-7.1 di iii vc を試す。
トップ画像データ:f/8 1/250秒 ISO-160 300mm

28‐200に比べるとやはり微妙に大きい。長さで9mm、重さで30グラム足らずだがデザインがボタン類など増えてやや大げさな印象。TAMRONのロゴも大きくやや目障りでもある。
ゴム製のローレットはやや硬く、かつ山が立っている印象だ。
以前使用していた24-105 F4.0より50グラム軽いものの13mm長く、径が83.4mm対77mmで6.4㎜細いということでほぼ同じような大きさだが、とにかく広角28㎜から望遠300mmかつ近接0.19m (WIDE) / 0.99m (TELE)とストレスを感じることは少ない。肝心の画質だが全体的にソフトな印象だがかといって解像力が低いということでもなさそうだ。
f/8 1/250秒 ISO-1000 210mm

現在撮影対象は静的なものが多い。無理やり背景をぼかすような撮り方はしないので指摘されているようなレンズの暗さはさほど気にならない。かつ、α7ⅣのEVFで感度をコントロールしてSSは画角に応じて変え、絞りで画質を決めるという方向だから使用用途とは齟齬はない。
f/6.7 1/250秒 ISO-800 233mm

300mmを手持ちで取れるというのは手振れ補正のせいかであろうか、花弁と花芯のわずかの差でも焦点が合わない領域でf値16で撮ってもピントを外すというへぼだから開放で撮るなどもってのほかではある。現像後焦点距離をチェックするとやはり100mm前後が多い。たまに200㎜を超えるといったところ。テーブルフォトは絞り込んで撮るので感度がやや苦しいところはあるが高感度耐性とDXOPhotolabを信じて写す。28‐200の時のような感動はないがやはり自由な撮影ができることは単焦点レンズの解像力を上回る楽しさがある。

f/16 1/350秒 ISO-500 300mm