最近、前橋市旧市街の人出が多くなってきたように思う。今日も若い子供連れの姿が目立つ。今日も様々なイベントが開かれているようだ。この人出が飲食店以外の店の売り上げにつながるようになれば本物であろう。
そしてようやく前橋工科大学が地域貢献するようになったとも思える。卒業生をはじめが学生らの活動がようやくいくつかの話題作となって、これらが町の活気につながっているようだ。

旧安田銀行担保倉庫での「第6回 安田煉瓦市」を覘く。「山都園」さんも出店していたので興味があったので会場を一巡しながら出品者と会話を交わす。
明治から関東大震災までの間、生糸で栄えた時期と一致する時期に耐火性能からレンガ倉庫がいくつも建てられた。この会場もその一つが現存しているものだ。
煉瓦の魅力は煉瓦を積み上げた職人の手業の跡を感じ取れる温かみである。貫質なコンクリートとは確かに違う。もっとも現代の煉瓦は高精度でできているし、仕上げ材として建物を支えているわけではないから何か物足らなさも感じる。

その後レトロついでに不用品買取販売の店に行き、古いレコードを買い求める。ジャケットそのものが傷んでいるもの、レコードの盤面が傷だらけのものが110円から4000円ほどまでまさに玉石混合。
盤面がほぼ無傷、または未使用と思われるものを3枚購入する。八代亜紀のLPはジャケットはまあまあだったが盤面が傷だらけ、内袋も無しという状態で今回は購入をためらう。針圧が2gなので針飛びを起こしそうだった。
もっとも今日聞いたYoutubeでこちらのLPと同じマイルスデイビスを聞いたら雑音だらけ。まあ古いレコードは雑音付きと思えばよいのか。洗浄してどうなるものか今度トライしてみよう。
それにしてもそれぞれ40年以上前のものと思える。LPの持ち主はどんな人生を歩んできたのだろうか。