上越クリスタル硝子が破産し、今日まで在庫処分整理があった。
月夜野クラフトビール設立時に縁あって社屋の新築工事の設計にかかわったの機会にその後も営繕業務に携わってきただけに大変寂しい。今日は廃業を惜しんで多くの買い物客が詰め掛けていた。製造販売していたガラス製品は職人の手作りのものが多く、コロナ禍の来客の減少、燃料の高騰、など事業継続を阻む壁があまりにも厚く高かったということであろう。
いまさらながら製品の品質の感激しながらいくつかを買い求めた。事務所ににも体験で作った花瓶や金魚鉢があるがもう新しいものが見られないのは大変残念だ。軽薄短小、仮想空間がもてはやされる現代にあってどっしりとした作品つくりができなくなる状況は寂しいものである。