冬用タイヤの交換の待ち時間にお昼時になったので久しぶりに伊勢崎のキャメルダイニングによる。桃木川サイクリングロード、ターマックとは言い難い舗装面を南下し、駒形インターのところから宮古に入る。

キャメルダイニングは2003年に設計を手掛けた店。雑誌「商店建築」にも掲載され当初より繁忙店だったが今日も12時前にすでに満席。もっともコロナ禍のため客席数は少し減らしているようで待ち時間は不便ではあるものの安心感はある。開店当初、上田のたぬき亭の親方を案内し大したことを思い出した。店内を見渡すと当時様々な工夫をしたことが懐かしく思い出された。20年近く経つ店だが手入れも行き届きつつ、自然素材独特の経年変化を楽しめ設計意図が間違っていなかったことを確認した。

注文は「元祖オムライス」。カフェドキャメル以来の伝統的な一品。これまた懐かしくいただく。井上社長が腱鞘炎になるほどたくさん卵を溶いていたことも思い出す。今まで関わった多くの仕事の中でも記憶に残る仕事だった。