仮の画像、後日差し替え(阿賀野市の某店・・名前を失念)

昼食に井野駅前の「オリーブ」に行く。小さな井野駅の前では不釣り合いの大きな店。残念ながら満席になることなどまずない。それでも常連客がぽつりポツリ。2組いた。音楽に関係ある家族の経営で娘はどうやらソプラノの歌手のようだ。
グランドピアノと大きなオーディオセットがありいつもクラシック、それもロマン派前後のオーケストラの曲が多い。自分の目当てはビックコミックオリジナルがあることだ。5日と20日に発売。超ロング連載の作品も多い。そしてランチにお気に入りがナポリタンスパゲティーセット。スープとサラダ、コーヒーがセットとなる。喫茶店では定番のナポリタンスパゲティーだが安定した味。イタリアンの専門店とはまた違った味わいも悪くない。

以前の勤め先で寄った店は「アトリエ」といってほぼカウンターだけの小さな店で夜には酒も提供されていた。ここでのナポリタンスパゲティーは今で思えば名古屋風。熱い鉄皿に盛られたパスタの廻りに溶き卵がかけられたもの。
出前では「ポンチ」「ゆうげん」などのものを食べていたが鉄皿に卵の組み合わせが新鮮だった。自分にとっての洋食の接点は「オムライス」と「ナポリタンスパゲティー」だ。とにかく母親譲りのひどい偏食で肉類は一切成人になっても食べられず、かろうじて細切れの鶏肉程度。

最初に食べたのは高校の3年のときだったろうか。当時日本大学工業高校主催の全国高校生コンペに入賞し、展示会に引率の磯田先生と北習志野駅前の喫茶店でステンレスの皿に赤いウインナーの入ったのを食べたのが最初かもしれない。
ひょっとしたその晩、東京文化会館のレストランでハヤシライスを食べたような・・・その頃は普通の食堂。ただ夜のホワイエがあまりも美しかった記憶が残っているがいつ行ったかは今となっては定かではない。

ナポリタンスパゲティーの思い出話。