
アマゾンプライムで「深夜食堂」をみていたらちょうどハロウイーンのシーンが出てきた。古いブリテン諸島つまりGBを発祥とする祭事だが、なんでもOKの日本でも馴染みのある行事になった。
「深夜食堂」を見ていると今年亡くなった「きさく」の健さんをつい思い出す。あんなふうに常連が集まり、また友人の輪を広げることができた店だった。
健さんのまわりは映画監督や詩人など文化人系の人も集まり、やや気難しい店でもあったがそれはそれで適度に心地よかった。
今はおでんの季節だ。店終い間際には丁寧に種を取り出して管理していたのを思い出す。居酒屋だから「深夜食堂」のメニューに重なるものも多い。雪の晩、店の前で雪合戦に興じたこともあった。
温かい日本酒で温かいつまみでホット一息つきたい季節。そんな場がなくなって久しい。隙間が空いたままだ。店で携帯電話を取り出すのを嫌がる雰囲気のある店だったから思い出そうとしても画像が少ない。
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