
最近撮影で山に入ることが多い。カメラバッグはショルダーバッグタイプを使い続けていたが片掛のアンバランスからか、腰痛を引き起こし、とうとう背中に背負うことにした。登山用品は機能的にできている。普段使いにも使い勝手が大変良い。いつの間にか身の廻りのものが登山用品に変わってしまった。今通勤にいただきもののミレー リュック クーラ 20を背負っている。さすが登山用品で実績のあるメーカーで把手一つも吟味されている。胸の位置のバンドをロックさせる部位に小さな手掛が付いている。これだけですごく使いやすい。デザインが実用をきちんと支えている。

昨日、自動車を運転していてハッとなった。対向車の前照灯が小さく見えたので右折しようとしたら思いの外すぐ近くまで来ていた。
タングステン電球の時代と異なりLED等新型の灯具の光源はレンズ設計により非常に小さくできるから目付きの悪い車が増えた。
40年前はシールドビーム全盛で179Φ丸型2灯式の灯具は互換性があり、ヨーロッパ系のハロゲンランプもシトロエンなどをのぞくとほぼ規格の丸型だった。
アメリカが変形レンズを認めるようになってからなんとも変形レンズが普通になってしまった。
それはともかくレンズの大きさがまちまちというのは暗い道では遠近感に錯覚を呼び寄せる。最近モデルチェンジした国産車には特に多い。予防原則からして困ったものだ。つまり美しいものは機能的ではないかもしれないということだ。デザインは芸術ではない。技術だ。
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