井野川川畔では通称猫じゃらしエノコログサ(狗尾草)がすくすくと地面を覆っている。あわ科の植物で食用にもなるらしい。
事務所の敷地は井野川と正観寺川の河川敷につながっていて境目もはっきりしないほど雑草が生い茂っている。

昭和天皇の有名なお言葉に雑草という名の植物はないという言葉があるがまさに名前を知らないのはこちらの無知であり、実にたくさんの種類の植物を目にすることができる。園芸種の植物で形作られた庭園とは明らかに違う。鳥が運んかもしれない植物が意外なところに生えたりする。
とはいっても言っても勝手なものでハーブを数種類育てているのでこれらの乱入者には手を焼いている。今日も仕事を上がってからハーブ畑の異種の草を刈って風通しを良くしようと庭いじり。

有用植物、換金作物の栽培を生業とする人達からすれば薬品でも使って処理したり、草刈り機で刈ってしまえば良いと思うのだが自分が口にするものだし、河原の風情もまた素朴でよいのだから程々の始末で良いと思うのだ。自宅に庭らしい庭がないからとりあえず庭いじりも気分転換にはなる。ただし腰が痛くなる。

昨日は上越線に乗って後閑まで行き、夜間作業。懐かしい人達に会うこともできた。月日の立つのは早いものだ。そんなわけで昨日は寝落ち。来月は体力増強月間にしよう。